• アンケート調査

2025.04.01

【2025年版】シニア層の冷え性の実態と対策調査レポート

本レポートでは、50代以上のシニア層を対象に実施した冷え性に関するアンケート調査結果を分析しました。冷え性の自覚や悩みの部位、日常的な対策方法など、多角的な視点からシニア世代の冷え性の実態と対策が明らかになりました。

【2025年版】シニア層の冷え性の実態と対策調査レポート
  • 2人に1人が「冷え性」と自覚
  • 温活の中心は「食事」と「入浴」
  • 8割以上が冷え性の改善情報に高い関心

あなたは冷え性ですか(有効回答者数:189名)

あなたは冷え性ですか(有効回答者数:189名)

シニア層の冷え性自覚率は52.9%と半数を超え、「冷え」が高齢期の健康課題として無視できない存在感を示しています。一方で47.1%は冷え性を自覚しておらず、冷えの感じ方には個人差が大きいことが分かります。

この結果は、加齢に伴う体温調節機能の変化や基礎代謝の低下が影響している可能性を示唆しています。特に、女性は男性に比べて冷え性を訴える割合が高い傾向にあり、ホルモンバランスの変化も関与していると考えられます。

冷えの自覚は単なる不快感にとどまらず、血行不良や代謝低下のサインとして、総合的な健康管理の視点から捉える必要があります。

 

冷え性で悩まされている部分は主にどこですか(有効回答者数:100名)

冷え性で悩まされている部分は主にどこですか(有効回答者数:100名)

冷えを感じる部位は「手先・足先」が76.0%と圧倒的に多く、末端部分での血行不良が顕著に表れています。次いで「全身が冷える」(16.0%)、「お腹」(4.0%)、「ふくらはぎ・おしり」(4.0%)と続きます。

末端部分の冷えが特に目立つのは、心臓から遠い部位ほど血液循環が滞りやすいためです。また、全身の冷えを訴える層も一定数存在しており、これは基礎代謝の低下や自律神経の乱れなど、身体全体に影響を及ぼす要因によるものと考えられます。

悩みの部位によって適切な対策も異なるため、冷えの自覚部位に合わせた個別のアプローチが重要です。

 

冷え性の改善のために、どのような対策をしていますか(複数回答可)(有効回答者数:100名)

冷え性の改善のために、どのような対策をしていますか(複数回答可)(有効回答者数:100名)

冷え性対策として最も実践されているのは「身体を温める食べ物・飲み物を摂る」(70.0%)と「湯船につかる」(63.0%)で、温熱効果に重点を置いた方法が主流となっています。一方、「適度な運動を行う」(38.0%)や「ストレッチをする」(29.0%)といった能動的な血行促進法の実践率はやや低めです。

この結果からは、即効性が感じられる温熱的なアプローチが好まれる傾向が見て取れます。摂取する食品では生姜や唐辛子などの身体を温める食材が多く活用されていると推測され、入浴では41度前後のぬるめのお湯に長めにつかる習慣が効果的と考えられています。

日常生活に組み込みやすい対策が優先されている実態が浮かび上がっています。

本レポートは現在一部のみを公開しております。
完全版のレポートはPDFで無料配布しておりますので、
続きは下部のお問い合わせフォームよりダウンロードしてください。

調査概要

調査対象 「コスモラボ」のアンケートモニター
調査地域 全国
調査方法 ネットリサーチ
調査時期 2025年2月3日
回答者数 189
調査会社 コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 )