- アンケート調査
2025.05.21
【2025年版】シニア層の通信講座に関する実態調査レポート
本レポートでは、50代以上のシニア層を対象に通信講座に関する意識と実態調査を実施しました。知識欲と行動の間に横たわる壁、人気の学習ジャンル、継続を支える環境づくりなど、シニア世代の学びの実情が明らかになりました。

- 自己管理が学びの継続を阻む最大の壁
- 心を豊かにする趣味系講座への強い関心
- 孤立を防ぐつながりが学びを支える
通信講座を利用したことがありますか(有効回答者数:488名)
全体の約3割が受講経験者である一方、潜在的関心層が4割に迫る数字は大きな可能性を秘めています。「興味はあるが利用したことはない」(38.3%)が最多となり、「興味はなく利用したことはない」(32.2%)、「過去に利用したことがある」(27.3%)、「現在利用している」(2.3%)と続きます。行動に踏み出せない理由を解消する体験機会の創出と魅力的な情報提供が、この潜在層を動かす鍵となるでしょう。
現在お持ちの資格があれば教えてください(※自動車運転免許を除く)(複数回答可)(有効回答者数:488名)
実務スキルと生活に直結する資格保持者が目立ち、「簿記・ファイナンシャルプランナー(FP)」(12.7%)、「調理師・食品衛生責任者」(9.0%)、「介護福祉士・社会福祉士」(7.0%)が上位を占めました。「看護師・准看護師」(3.9%)や「保育士」(4.9%)、「栄養士・管理栄養士」(2.3%)など福祉・健康系も一定数いました。これらは職歴や生活経験を基盤とした学び直しへの関心の高さを物語っており、シニア層が持つ知識の更新と活用への意欲が明確に表れています。
通信講座を始めた目的は何ですか(複数回答可)(有効回答者数:144名)
「資格を取得してスキルアップしたいから」(38.2%)が最も多く、「新しいことに挑戦したいから」(34.0%)、「趣味・生きがいを見つけたいから」(26.4%)と続きます。
これらの数字は、シニア層が単なる時間つぶしではなく、社会参加と自己成長を強く意識した目的意識を持っていることを示しています。学びを通じた自己実現と、培った経験を活かす場の創出への渇望が見て取れる結果です。
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調査概要
調査対象 | 「コスモラボ」のアンケートモニター |
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調査地域 | 全国 |
調査方法 | ネットリサーチ |
調査時期 | 2025年4月4日 |
回答者数 | 488 |
調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |