【2023年】シニアの 終活 に関するアンケート・市場調査レポート

・シニア世代が考える「終活」とは？
・「終活」の知識を持っている人は何割？
・感じている「不安」や「疑問」のリアルな回答は？

■5割強の人がヨガに「興味がある」と回答した。
■8割弱の人がヨガを「やったことがない」と回答した。
■ヨガに期待される効果の中で興味があるものについて、最も多い回答は「姿勢の改善」だった。
■ヨガ教室に通う際に希望するクラスサイズについて、8割弱の人が「少人数(1～10人)」と回答した。
■ヨガ教室に通う際に希望する料金(1カ月あたり)について、3割の人が「2,001円～3,000円」と回答した。
■ヨガに抵抗を感じる理由の第1位は「ポーズ(体勢)の難しさ」だった。
■ヨガ教室に通う頻度について、7割の人が「月に1回以下」と回答した。
■ヨガ教室が実施されている場所について、4割強の人が「公共の施設」と回答した。

ヨガに「興味がある」と答えたシニアが5割強いる一方で、8割弱が「やったことがない」と回答しています。これは、興味はあるものの、実際に始めるハードルが高いと感じている人が多いことを示しています。

ヨガに期待される効果の中で興味があるものについては、「姿勢の改善」、「身体的な柔軟性」、「呼吸の改善」といった具体的な効果に向けられています。

一方、ヨガに対して抵抗を感じる理由として「ポーズ(体勢)の難しさ」、「身体的な制約」、「興味がない」が挙げられています。これらの障壁を乗り越えるためには、ヨガの難しさを緩和し、身体的な制約に配慮したプログラムを提供することが重要です。初心者向けのクラスや、シニア向けに特化したやさしいポーズを取り入れたクラスを増やすこと、また、ヨガの利点を分かりやすく説明し、シニア層が抱く不安を解消するための情報提供も必要です。

ヨガ教室に通う際に希望するクラスサイズについては、8割弱の人が「少人数(1～10人)」と回答しています。これは、シニア層が個別の指導を重視し、密なコミュニケーションを求めていることを示しています。少人数制のクラスを提供することで、参加者一人ひとりに合った指導ができ、安心して参加できる環境が整うと考えられます。

また、料金については3割の人が「2,001円～3,000円」、2割強が「1,001円～2,000円」と回答しており、比較的低価格のクラスが求められています。このニーズに応えるために、公共施設を利用した低コストのヨガ教室を増やすことが効果的ではないでしょうか。

実際にヨガ教室に通う頻度については、7割の人が「月に1回以下」と回答しています。これは、定期的な参加が難しいことを示しており、教室の開催頻度やスケジュールの柔軟性が求められています。例えば、週末や夕方のクラスを増やすことで、忙しいシニア層でも参加しやすくなるかもしれません。

ヨガ教室の実施場所については、4割強の人が「公共の施設」と回答しています。アクセスの良さや経済的な理由から公共施設が好まれていることが分かります。ヨガスタジオやフィットネスジムに比べ、公共施設での開催が望まれているため、自治体やコミュニティセンターと協力してヨガ教室を実施することが有効だと考えられます。

シニア層がヨガに興味を持ちながらも始めるハードルを感じている現状を踏まえ、難易度の低いクラスや少人数制、低価格での提供、柔軟なスケジュール設定、公共施設の利用など、具体的な改善策を講じることで、シニア層がより積極的にヨガを取り入れ、健康で充実した生活を送ることができるようになるのではないでしょうか。

調査概要

調査対象	「コスモラボ」のアンケートモニター
調査方法	ネットリサーチ・対面回収
調査時期	2023-09
回答者数	471
調査会社	コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 )