- アンケート調査
2025.03.12
【2025年版】シニアの年末年始の過ごし方実態調査レポート
本レポートでは、50代以上のシニアを対象とした年末年始の過ごし方に関する意識調査の結果を分析しました。年末年始の行事参加や新年の挨拶方法、1年の振り返りなど、多角的な視点からシニア層の生活実態と意識変化が明らかになりました。

- 年末年始は95%以上が自宅で過ごす傾向に
- 伝統行事を大切にする年末年始
- 多様化する紅白歌合戦の楽しみ方
今年の年末年始はどこで過ごす予定ですか(複数回答可)(有効回答者数:180名)
「自宅」の回答が95.6%と圧倒的多数を占め、落ち着いた年末年始を好む傾向が顕著に表れています。「里帰り(実家/親戚の家含む)」は6.7%、「旅行先(国内/宿泊・日帰り)」は0.6%と少数派で、長距離移動を避ける傾向が見られます。
この背景には、体力面への配慮や慣れ親しんだ環境での安心感を重視する意識があると考えられます。また、家族や親しい人との時間を大切にしたいという思いも自宅での年末年始を選ぶ要因となっているようです。シニア層ならではの穏やかで快適な年末年始の過ごし方が定着していることがうかがえます。
2024年はどんな年でしたか(有効回答者数:180名)
「まあまあ良い年だった」が37.2%と最も多く、「いつもと変わらない年だった」が27.2%で続いています。「良い年だった」(13.3%)を含めると、肯定的な評価が過半数を占めています。一方で、「良い年ではなかった」(6.1%)、「あまり良い年ではなかった」(16.1%)という否定的な評価も2割強存在します。
年の評価には、健康状態や家族関係、経済状況など、様々な要因が影響していると考えられます。特に、日常生活の安定性や健康維持がシニア層の年間評価において重要な判断基準となっているようです。
来年は今年より良い年になると思いますか(有効回答者数:180名)
来年への展望は、「特に変わらないと思う」が36.1%で最多となりました。「良い年になると思う」(32.8%)、「まあまあ良い年になると思う」(26.1%)を合わせると、前向きな見方が約6割を占めています。「悪い年になると思う」(1.1%)、「少し悪い年になると思う」(3.9%)という悲観的な見方は5%程度と少数です。
全体として、大きな変化を期待するというよりも、現状維持を基本としながら穏やかな向上を願う傾向が見られます。このような堅実な将来展望は、シニア層の経験に基づく現実的な判断を反映していると考えられ、安定志向と緩やかな期待感のバランスが特徴的です。
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調査概要
調査対象 | 「コスモラボ」のアンケートモニター |
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調査地域 | 全国 |
調査方法 | ネットリサーチ |
調査時期 | 2024年12月9日 |
回答者数 | 180 |
調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |