- アンケート調査
2025.05.15
【2025年版】シニア層の睡眠実態と改善意識調査レポート
本レポートでは、50代以上のシニア層を対象とした睡眠に関するアンケート調査結果を分析しました。睡眠時間、就寝・起床パターン、睡眠の質、悩みの原因、改善策など、多角的な視点からシニア世代の睡眠の実態と課題が明らかになりました。

- 夜中に目覚める「中途覚醒」が最大の悩み
- 睡眠悩みの半数がストレス由来
- 5,000円以下の「プチ投資」で睡眠改善
現在の睡眠時間はどのくらいですか(有効回答者数:658名)
シニア層の睡眠時間は「6〜7時間」(35.1%)が最も多く、次いで「5〜6時間」(28.3%)、「7〜8時間」(14.0%)と続いています。全体の約7割が6〜7時間前後の睡眠を確保しており、平均的な睡眠時間を維持している様子が窺えます。一方で「5時間未満」も14.3%存在し、睡眠不足に悩むシニアも少なくありません。
注目すべきは、理想とされる7〜8時間の睡眠を確保できている人が比較的少数であることで、健康維持に必要な睡眠時間と現実のギャップが存在することが分かります。年代が上がるにつれて睡眠時間が短くなる傾向も見られ、高齢化に伴う睡眠パターンの変化が表れていると考えられます。
普段の就寝時間を教えてください(有効回答者数:658名)
実際の就寝時間では「23時台」(31.6%)が最も多く、次いで「22時台」(27.8%)、「24時台」(13.7%)となっています。この結果から、シニア層の多くが22時から24時の間に就寝していることが分かり、比較的早い時間帯に休息を取る傾向が窺えます。一方で「24時以降」も合計で19.3%存在し、夜型の生活を送るシニアも一定数いることが明らかになりました。
全体の分布を見ると、22時から23時台にピークがあり、伝統的な「早寝早起き」の習慣が一定程度維持されていると考えられます。この就寝時間のパターンは、長年の生活習慣や社会生活のリズムを反映していると考えられます。
理想の就寝時間を教えてください(有効回答者数:658名)
理想とする就寝時間は「22時台」(46.8%)が圧倒的に多く、「21時台」(22.0%)、「23時台」(21.9%)が続いています。実際の就寝時間と比較すると、「22時台」を理想とする割合(46.8%)は実際に22時台に就寝している割合(27.8%)を大きく上回っており、より早い時間に就寝したいという願望が強いことが窺えます。
特に注目すべきは、実際には「23時台」が最多であるにもかかわらず、理想としては「22時台」が圧倒的に支持されている点です。この結果からは、シニア層が早めの就寝が健康に良いという認識を持ちながらも、実際の生活リズムとのギャップに悩んでいる様子が読み取れます。理想と現実のずれが、睡眠に対する満足度にも影響を与えている可能性があります。
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調査概要
調査対象 | 「コスモラボ」のアンケートモニター |
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調査地域 | 全国 |
調査方法 | ネットリサーチ |
調査時期 | 2025年3月26日 |
回答者数 | 658 |
調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |