- アンケート調査
2026.02.03
【2025年版】シニア層の特殊詐欺に関する意識と実態調査
本調査では、50歳以上のシニア層を対象に、特殊詐欺の「認知」「不安」「被害・未遂経験」「現在の対策」「今後求めるサービス」について実態を調査しました。日常生活に潜むリスクと、家族・社会に求められる対策の方向性が明らかになりました。
- 被害・未遂経験を持つ層が3割超存在
- 代表的な手口の認知は高いが新手は課題
- 留守電と自動ブロック機能への期待の高さ
あなたやご家族・ご友人が、特殊詐欺(※振り込め詐欺、還付金詐欺、架空請求など)に「遭った/遭いそうになった」経験はありますか?

「経験がない」(64.9%)が最多であるものの、「未遂の経験がある(危うく引っかかりそうになった)」(25.3%)、「被害にあった経験がある」(9.8%)を合わせると約3分の1が何らかの形で特殊詐欺に関わる経験をしています。
被害には至らなかったものの未遂経験が一定数存在することから、特殊詐欺は一部の人だけの問題ではなく、日常生活の中で誰もが接触し得るリスクであることが明らかとなりましたが、被害・未遂の有無にかかわらず、継続的な注意喚起と具体的な対策提示が必要であると考えられます。
特殊詐欺の手口やリスクについて、どの程度知っていると思いますか?

「ある程度知っている」(73.8%)が7割超を占め、「よく知っている」(6.0%)と合わせると約8割が一定の知識を有している一方、「あまり知らない」(18.3%)、「全く知らない」(1.9%)も存在していることが明かになりました。
全体として特殊詐欺への認知は高水準といえるが、「名前は聞いたことがあるが、具体的な手口までは把握していない」層が含まれている可能性が示唆されます。表面的な知識にとどまらず、実際の手口や対処法を具体的にイメージできるレベルまで引き上げる情報提供が重要であると考えられる結果となりました。
次のような特殊詐欺の種類について、内容を詳しく知っているものを教えてください

「オレオレ詐欺(親族や知人を装う)」(80.9%)や、「なりすまし詐欺(偽警察・偽役所などになりすまし、個人情報を盗む)」(68.1%)、「還付金詐欺(医療費や税金の返金を装う)」(61.0%)、「架空請求詐欺(身に覚えのない請求)」(60.5%)は認知が高く、長年注意喚起が続けられてきた手口が定着している様子がうかがえます。
一方、「闇バイト詐欺(高報酬で違法行為に加担させる)」(37.3%)や、「詐欺ショッピングサイト(安さで誘導する偽サイト)」(27.5%)、「金融商品詐欺(投資話などで金銭をだまし取る)」(31.6%)は相対的に低く、新たな形態の詐欺ほど認知が追いつきにくく、最新動向を継続的に共有する仕組みが求められることが示唆されています。
| 調査対象 | 「コスモラボ」のアンケートモニター |
|---|---|
| 調査地域 | 全国 |
| 調査方法 | ネットリサーチ |
| 調査時期 | 2025年9月10日 |
| 回答者数 | 367 |
| 調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |