- アンケート調査
2025.03.05
【2025年版】シニアのブラックフライデーに関する実態調査レポート
本レポートでは、シニア層を対象としたブラックフライデーに関する意識調査の結果を分析しました。認知度や購買行動、節約意識など、多角的な視点からシニア層の消費行動の実態が明らかになりました。

- 9割近いシニアがブラックフライデーを認知
- 実際の利用は4割程度にとどまる実態
- 高まる節約意識と買い物傾向
ブラックフライデーを知っていますか(有効回答者数:261名)
「知っている」(54.4%)、「聞いたことはあるが詳細は知らない」(33%)を合わせて87.4%が認知しており、認知度は高水準にあります。一方で、「全く知らない」(12.6%)という回答者も存在し、完全な浸透には至っていません。
特に、「詳細は知らない」という回答が3割を超えていることから、イベントの具体的な内容や特徴についての理解がまだ十分ではないことが分かります。また、高齢層になるほど認知度が低くなる傾向も見られ、年齢層による情報格差も存在することが分かります。
ブラックフライデーのセールでの買い物をしましたか(有効回答者数:142名)
「セール情報をチェックして買い物をした」(18.3%)、「特に意識はしていなかったが、セールをしていたので買い物をした」(23.9%)を合わせても42.2%にとどまります。「特にセールで買い物はしていない」(57.8%)が過半数を占め、実際の購買行動にはつながっていない現状が見えます。
認知はしているものの、具体的な行動に移すまでには至っていない層が多く、情報認知から購買行動への転換には大きな隔たりが存在しています。特に、計画的な購買を行った層が2割に満たない点は、セール情報の活用度の低さを示しています。
ここ一年での節約意識の変化について教えてください(有効回答者数:142名)
「節約意識はあったが、さらに意識が強くなった」(52.1%)、「節約意識はなかったが、意識が強くなった」(23.2%)を合わせると、75.3%が節約意識を強めています。一方で、「節約意識はあったが、意識が弱くなった」(12.7%)、「節約意識はなく、今も特に意識はない」(12.0%)という回答も見られ、経済状況による消費行動の二極化の傾向が確認できます。
全体として節約志向が強まっている中で、その度合いには個人差があることが分かります。また、この変化はインフレーションなどの経済環境の変化が、消費者心理に影響を与えている可能性を示唆しています。
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調査対象 | 「コスモラボ」のアンケートモニター |
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調査地域 | 全国 |
調査方法 | ネットリサーチ |
調査時期 | 2024年11月25日 |
回答者数 | 261 |
調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |