- アンケート調査
2026.05.29
【2026年版】シニア層の胃もたれに関する実態調査レポート
本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、胃もたれの経験、感じやすい症状や食事内容、生活習慣、対処法、そして知りたい情報について調査しました。年末年始の食生活も含めて、胃もたれが起こる背景と、日常で求められているケアの方向性が見えてきました。
- 胃もたれは一部の不調ではなく、身近な悩みとして広がる
- 脂っこい料理や食べ過ぎに、生活習慣の乱れが重なる
- 知りたいのは、日常で実践できる予防と対処の情報
これまでに「胃もたれ」を感じたことはありますか ?(有効回答者数:1961名)

「ときどきある」(34.2%)が最も多く、「ほとんどない/ない」(33.1%)、「以前はあったが、今はあまりない」(21.0%)が続きました。「よくある」(11.8%)は少数派ですが、現在進行形で胃もたれを感じている人は決して少なくありません。
この結果から、胃もたれは一部の人だけの強い症状ではなく、頻度の差はあっても広く共有されている不調だと分かります。慢性的な悩みとして抱えている層と、食生活や体調次第で繰り返す層の両方が存在しており、予防とセルフケアの情報が届きやすいテーマといえそうです。
あなたが「胃もたれ」と感じる症状に近いものはどれ ですか?(複数選択可)(有効回答者数:901名)

症状では「胸やけがする」(51.1%)が半数を超え、「食べたものが胃に残っている感じがする」(31.4%)、「食後に胃が重く感じる」(29.0%)、「お腹が張る(膨満感がある)」(22.8%)が続きました。胃もたれは単に“胃が重い”だけでなく、胸やけや張り感まで含めて捉えられています。
感じ方が幅広いことは、本人が『どこからが胃もたれなのか』を曖昧に認識している可能性も示します。症状の種類に応じて食事の見直し方や受診判断が変わる場面もあるため、胃もたれのサインを整理して伝える情報の価値は高いと考えられます。
胃もたれは、いつ起こることが多いですか?(複数選択可)(有効回答者数:901名)

発生しやすいタイミングは「特に決まっていない」(44.1%)が最多で、「夜(夕食の前後)」(31.9%)が続きました。「昼(昼食の前後)」(17.0%)、「寝る前」(12.4%)、「朝(朝食の前後)」(12.1%)は比較的少なめです。
時間帯が固定されない人が多い一方で、夕食まわりに集中する傾向も見えます。これは、夜の食事量や食後の過ごし方が胃に負担をかけやすいことを示しており、特定の食品だけでなく“いつ・どう食べるか”を含めた生活提案が有効そうです。
胃もたれを感じやすい食品はありますか? (複数選択可)(有効回答者数:901名)

胃もたれを感じやすい食品では「脂っこい料理」(63.2%)が突出し、「分からない/特に思い当たらない」(27.3%)、「甘いもの」(21.0%)が続きました。「カフェイン飲料」(9.1%)や「アルコール」(5.8%)は一部にとどまっています。
脂質の多い食事が胃もたれの大きな引き金になっていることは明白です。一方で、原因が特定できない層も3割近くいるため、単に控える食品を示すだけではなく、量や時間帯、体調との関係を振り返れるような情報提供も求められていると考えられます。
胃もたれを感じやすいのはどのような食べ方をしたときですか?(複数選択可)(有効回答者数:901名)

食べ方では「食べ過ぎ」(68.1%)が最も高く、「早食い」(21.4%)、「分からない/特に思い当たらない」(20.3%)、「夜遅い食事」(17.2%)が続きました。何を食べるか以上に、どのように食べるかが症状に直結している様子がうかがえます。
この結果は、胃もたれ対策が特別な食事制限だけでなく、食事量や食べるスピードの調整でも改善余地があることを示しています。シニア層向けの情報では、消化に良い献立だけでなく、食べ方の習慣改善をセットで伝えることが実践につながりやすそうです。
調査概要
| 調査対象 | コスモラボのアンケートモニター |
|---|---|
| 調査地域 | 全国 |
| 調査方法 | ネットリサーチ |
| 調査時期 | 2026年1月実施 |
| 回答者数 | 1961名 |
| 調査会社 | コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 ) |
| 総評 | 本調査から、胃もたれはシニア層にとって非常に身近な不調であり、「ときどきある」(34.2%)と「よくある」(11.8%)を合わせると4割超が現在も症状を感じていることが分かりました。加えて「以前はあったが、今はあまりない」(21.0%)も一定数おり、胃もたれは一過性の不調というより、ライフステージの中で繰り返し向き合いやすいテーマといえます。 症状の実感としては「胸やけがする」(51.1%)が最多で、「食べたものが胃に残っている感じがする」(31.4%)、「食後に胃が重く感じる」(29.0%)が続きました。胃もたれの感じ方は人によって幅があり、本人の中でも曖昧に処理されやすい症状であるため、原因や対処法を整理して伝える価値は高いと考えられます。 胃もたれを招きやすい要因としては、「脂っこい料理」(63.2%)と「食べ過ぎ」(68.1%)が際立っていました。一方で、生活面でも「睡眠時間が短い/浅い」(48.3%)、「運動する習慣が少ない」(48.1%)、「ストレスを感じやすい」(44.8%)が高く、単なる食べ過ぎだけではなく、生活全体の乱れが症状を底上げしている構図が見えてきます。 実際の対処法では「市販の胃腸薬を飲む」(41.2%)、「食事の量を減らす」(32.5%)、「消化の良いものを食べる」(29.0%)が上位でしたが、「特に何もしない」(20.2%)も無視できません。さらに困りごととして「気分が落ち込む」(38.9%)や「食事が楽しめない」(36.4%)が挙がっており、胃もたれは気分や生活の質にも静かに影響していることが分かります。 知りたい情報では「食事で気をつけること」(57.9%)、「生活習慣で気をつけること」(54.4%)への関心が高く、求められているのは日常で実践できる予防と調整のヒントです。胃もたれ対策では、症状が出てからの対処に加えて、食事量・食べ方・生活リズムを整える予防型の情報発信が、シニア層の納得感と行動変容の両方につながると考えられます。 |