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2026.05.29

【2026年版】シニア層の野菜高騰に関する実態調査レポート

本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、野菜価格の高騰が食生活に与える影響、野菜不足への不安、代替手段の取り方、サプリメントへの印象や利用意向について調査しました。野菜摂取を守ろうとする意識は強い一方で、価格上昇が続く中で補い方の選択肢を探る姿勢も見えてきました。

【2026年版】シニア層の野菜高騰に関する実態調査レポート
  • 野菜摂取量は大きく崩れていないが、健康不安は非常に強い
  • 野菜は病気予防や生活習慣病対策の基盤として捉えられている
  • 補完策への関心はあるが、自然食品志向と安全性重視が強い

野菜価格の高騰により、野菜の摂取量は減ったと感じますか?(有効回答者数:1482名)

野菜価格の高騰により、野菜の摂取量は減ったと感じますか?(有効回答者数:1482名)
「変わらない」(56.7%)が最も高く、「少し減った」(31.7%)、「かなり減った」(7.5%)が続きました。「むしろ増えている」(3.0%)は少数です。全体としては大きく減っていないものの、3割超が何らかの影響を感じています。

この結果は、野菜をできるだけ維持したい意識が強い一方で、価格高騰がじわじわと食生活に影響し始めていることを示します。量の変化が小さく見えても、今後さらに価格が上がれば行動変化が広がる余地は十分あると考えられます。

野菜が不足すると「健康面で不安」を感じますか?(有効回答者数:1482名)

野菜が不足すると「健康面で不安」を感じますか?(有効回答者数:1482名)
「やや不安を感じる」(56.2%)が最多で、「とても不安を感じる」(31.3%)を合わせると約9割が不安を持っています。「あまり感じない」(11.5%)、「まったく感じない」(1.0%)は少数でした。

野菜不足は単なる食卓の変化ではなく、健康維持に直結する問題として受け止められています。価格が高くても野菜を軽視しにくい背景には、健康への強い危機感があると考えられます。

野菜が不足していると感じたとき、どうしていますか?(有効回答者数:1482名)

野菜が不足していると感じたとき、どうしていますか?(有効回答者数:1482名)
「量を減らしても野菜を優先している」(38.3%)が最も高く、「冷凍野菜を利用している」(24.6%)、「特に何もしていない」(21.2%)、「野菜ジュースで補っている」(16.0%)が続きました。

価格高騰の中でも、野菜そのものを優先する人が最も多い点は印象的です。一方で、冷凍野菜や野菜ジュースといった代替策も一定の支持を得ており、無理のない範囲で工夫しようとする姿勢がうかがえます。

野菜を食べる目的は何ですか?(複数選択可)(有効回答者数:1482名)

野菜を食べる目的は何ですか?(複数選択可)(有効回答者数:1482名)
目的では「病気予防」(57.3%)が最多で、「ビタミン補給」(44.8%)、「便通のため」(43.5%)、「体力維持」(35.1%)が続きました。「なんとなく体に良いから」(21.7%)は相対的に低めです。

シニア層は野菜を“何となく健康にいいもの”ではなく、明確な健康目的を持って摂取しています。だからこそ価格高騰は、食費の問題だけでなく、健康維持の手段が揺らぐこととして強く意識されているようです。

特に気になる健康テーマは何ですか? (複数回答可)(有効回答者数:1482名)

特に気になる健康テーマは何ですか? (複数回答可)(有効回答者数:1482名)
「生活習慣病(血圧・血糖など)」(63.6%)が最も高く、「免疫力」(57.9%)、「便通・腸内環境」(55.1%)、「体力・筋力の低下」(48.9%)が続きました。

野菜不足への不安は、生活習慣病や免疫、腸内環境といった幅広い健康テーマと結びついています。つまり、野菜の役割は単なる栄養補給ではなく、全身の健康基盤を支えるものとして理解されているといえます。

調査概要

調査対象 コスモラボのアンケートモニター
調査地域 全国
調査方法 ネットリサーチ
調査時期 2026年3月実施
回答者数 1482名
調査会社 コスモラボ ( コスモヘルス株式会社 )
総評 本調査から、シニア層は野菜価格の高騰を感じつつも、野菜摂取そのものはできるだけ維持しようとしていることが分かりました。「変わらない」(56.7%)が最多である一方、「少し減った」(31.7%)、「かなり減った」(7.5%)も存在し、価格上昇の影響は確実に広がっています。
それでも野菜不足への不安は非常に強く、「やや不安を感じる」(56.2%)、「とても不安を感じる」(31.3%)で約9割に達しました。背景には、「病気予防」(57.3%)、「ビタミン補給」(44.8%)、「便通のため」(43.5%)といった明確な目的意識があり、野菜は健康維持の基盤として重く見られています。
補完策に対しては、「すでに補っている」(32.5%)、「興味はある」(26.2%)、「検討している」(14.7%)と一定の前向きさが見られましたが、サプリメントの印象では「できれば自然食品で補いたい」(39.6%)が最多でした。代替へのニーズはあっても、まずは食に近い形で補いたいという意識が強いようです。
もし利用するなら「乳酸菌(腸内環境改善)」(59.1%)への関心が高く、選ぶ際には「安全性」(81.8%)、「価格」(59.2%)、「国産」(40.6%)が重視されていました。補助食品市場にとっては、野菜不足不安を背景に需要機会はあるものの、安心感と日常的な取り入れやすさが不可欠だといえます。
総じて、野菜高騰は単なる家計問題ではなく、健康維持手段の揺らぎとして受け止められています。今後は、野菜そのものを無理なく続ける工夫に加え、不足時に安心して取り入れられる補完策をどう提案するかが、シニア層向けの商品・情報設計の大きな鍵になると考えられます。