手土産

#季節行事・イベント

【設問の概要】

シニア層が「手土産」を購入する際にかける予算はどれくらい?
「手土産」を選ぶ際に重視することとは?
「手土産」としてもらって嬉しいものは何?

【調査対象】

「コスモラボ」のアンケートモニター

【調査方法】

ネットリサーチ

【調査時期】

2024-01

【回答者数】

292

【総評】

■9割強の人が、誰かに手土産を「渡したことがある」と回答した。
■手土産を渡すことが多い場面について、最も多い回答は「家族・親族の家に訪問するとき」だった。
■手土産を購入する際にかける予算について、合わせて8割の人が「1,001円~2,000円」、「2,001円~3,000円」と回答した。
■手土産を選ぶ際に重視することは、「味」、「価格」、「地域性があるもの」が多かった。
■よく購入する手土産の第1位は「クッキーなどの焼き菓子」だった。
■手土産としてもらって嬉しいものの第1位は「クッキーなどの焼き菓子」だった。

「手土産」についてのアンケートでは、9割強のシニアが「手土産を渡した経験がある」と回答しています。手土産は訪問先への気配りと敬意を表す日本特有の文化の一つであり、多くのシニア層がこの慣習を大切にしていることが読み取れます。

手土産を渡すことが多い場面については「家族・親族の家に訪問するとき」が最も多く、次いで「友人の家に訪問するとき」でした。単なる形式的な贈り物ではなく、家族や友人との絆を重視し、人とのつながりを大切していることも分かります。

予算については、多くの人が「1,001円~3,000円」の範囲で手土産を選んでおり、比較的手頃でありながら心をこめられる価格帯だと言えます。この予算範囲は、贈る側の負担になり過ぎず、受け取る側も過度な負担を感じることなく、適切な範囲として定着しているようです。

手土産を選ぶ際に重視することについて、最も多い回答は「味」であり、シニア層の品質に対する意識が高いことを示しています。「価格」と「地域性があるもの」も重視されていることから、経済的な配慮とともに、その土地ならではの特色を大切にしたいというニーズがあることがうかがえます。

よく購入する手土産の種類は「クッキーや焼き菓子」、「大福やどら焼きなどの餡菓子」、「あられや煎餅」が上位に挙げられています。保存が効き、多くの人に受け入れられやすいことが選ばれる理由なのかもしれません。一方、健康志向の高まりを反映した、低糖質や無添加の健康的なスイーツなど、新しいカテゴリの商品もニーズとしてはあるのではないでしょうか。

手土産は、贈る人の心遣いが伝わる大切なアイテムです。シニア層のニーズに合わせた商品ラインナップの拡充、地域性を前面に出した商品の開発、手土産選びのガイドブックやオンラインショップでの情報提供などが必要とされているのかもしれません。

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データタイトル 手土産
調査年度 2024年
価格(税込) ¥29,700
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