日用品の値上げ
#消費動向
【設問の概要】
「日用品の値上げ」の影響を受けているシニア層は何割?
特に値上げを感じる分野は?
値上げに対して取っている対策とは?
【調査対象】
「コスモラボ」のアンケートモニター
【調査方法】
ネットリサーチ・対面回収
【調査時期】
2023-09
【回答者数】
370
【総評】
■合わせて10割近くの人が、食品や生活必需品などの価格の値上がりを「非常に感じる」、「やや感じる」と回答した。
■値上げを感じる分野の第1位は「食品」だった。
■食品や生活必需品の値上がりが家計に及ぼす影響について、合わせて9割強の人が「かなり影響がある」「どちらかといえば影響がある」と回答した。
■最近、贅沢品になってきたと感じるモノやサービスについては、「たまご」、「外食」の順で多かった。
■購入しようと思った食品の価格が想定よりも高かった場合の行動について、3割の人は「高くても買う」と回答した。
■値上げに対して取っている対策について、最も多い回答は「安価な商品を選ぶ」だった。
シニア層に「日用品の値上げ」についてアンケートを取ったところ、ほぼ全員が食品や生活必需品などの値上げを「非常に感じる」、「やや感じる」と回答し、その影響の大きさが明らかになりました。特に「食品」、「ガソリン」、「電気・ガス料金」といった日常的に欠かせない分野でその影響が顕著に出ているようです。
日用品の値上がりが家計に及ぼす影響については、合わせて9割以上が「影響がある」と感じており、生活全般に及ぶ不安として反映されているようです。また、以前は日常品であった「たまご」や「肉」、「魚・海産物」が、贅沢品に感じるという回答も多く、普段の食生活においても選択肢が限られてきていることがうかがえます。
購入しようと思った食品の価格が想定よりも高かった場合、3割の人は「高くても買う」としていますが、2割強は「賞味期限間際で割引になったものを買う」とし、コストを意識した消費が見られました。また、2割弱は「その食品を諦める」と回答しており、価格の上昇が購入意欲を直接抑制していることが見受けられます。
値上げの対策としては、「安価な商品を選ぶ」、「省エネ意識を高める」、「家計の見直し」といった具体的な行動が挙げられています。これらの対策は、日々の出費を抑えつつ、必要なサービスや商品を確保するための工夫を示していると言えます。
シニア層に、より安定した経済生活を過ごしてもらう対策の一つとして、地域コミュニティやシニアクラブを活用した共同購入を促進が挙げられます。大量購入を通じて割引が可能となれば、一人ひとりの購入コストを下げることがでるのではないでしょうか。また、地元の農家や市場から直接食材を購入することで、中間マージンを省きつつ、新鮮でリーズナブルな食材を手に入れる方法も考えられます。
家電を省エネ製品へ切り替えて電気やガスの使用量を減らすことで、光熱費を削減し、家計に余裕を持たせることも有効ではないでしょうか。また、節約術や予算管理の情報を共有するセミナーやワークショップを定期的に開催して、効率的な消費行動を促すことも必要なのかもしれません。
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データタイトル | 日用品の値上げ |
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調査年度 | 2023年 |
価格(税込) | ¥29,700 |
データタイトル | 調査年度 | 価格(税込) | 購入 |
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日用品の値上げ | 2023年 | ¥29,700 | カートに入れる |
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