【2023年】シニアの 体験型旅行 に関するアンケート・市場調査レポート

■7割強の人が、商品を購入する際に口コミを「参考にしたことがある」と回答した。
■口コミを参考にする際に重視する要素は「利用者の実体験に基づいた評価」が多かった。
■口コミを信じるかどうかを判断する際に重視する要素について、最も多い回答は「評価や感想が具体的かどうか」だった。
■合わせて７割弱の人が、口コミを「信用している」「やや信用している」と回答した。
■6割弱の人が、口コミで最も参考にしたいものは「知人・友人・家族からの生の声」だった。
■6割弱の人が、口コミを回答することに「興味はない」と回答した。

シニア層が商品を購入する際、7割以上の方が「口コミを参考にしている」ことが分かりました。
シニア層にとって口コミは大切な情報源になっているようです。

口コミを選ぶ際に重要視している点については、多くの方が「実際にその商品を使った人の体験に基づく評価」や「信頼できる人からの情報」と答えています。ただの感想よりも、実体験に基づいた具体的で信頼できる情報を求めていると考えられます。

また、口コミの評価や感想が「具体的かどうか」、「一貫しているか」を判断基準としていることからも、情報の真実性と信憑性を要していることが伺えます。
しかし、口コミを参考にしながらも、自分で口コミを書くことにはあまり「関心がない」方が多いという結果も出ています。情報を得ることには積極的だけれども、情報を発信することには消極的であるようです。

シニア層からの発信を増やすためには、口コミ投稿を奨励するためのインセンティブの提供や、手間を減らすためのツール開発など、容易に参加できる環境を整えることも考えられます。

また、多くのシニアが「知り合いや家族からの意見」を重視していることから、地域や趣味のグループなど、身近な人々との情報共有をすることで、口コミの発信が促進されるかもしれません。

調査概要